ソフトバンクの定額データプラン「ギガモンスター」は、ネットをたくさん使う人にとってはお得ではありますが、何も考えずに契約をしてしまうと損をするケースがあります。
ギガモンスターのデメリットもシッカリと確認し、納得した上で契約してくださいね。
このページではギガモンスターのデメリットについて詳しく紹介していきます。
目次
ギガモンスターのデメリットその1【128Kbpsの通信制限】
月6,000円で20GBまで使える!というギガモンスターにもデメリットがいくつかあります。
その一つが、容量を超えてしまうと速度制限がかかるという点。
容量の上限があるので当然とも言える措置ですが、速度制限がかかると一気に128kbpsという低速になるのが痛いところです。
このスピードでは、せいぜいテキストのメールを送ったり、かなりシンプルなサイトの閲覧ができる程度で、写真の送受信や表示はかなり厳しいですし、音楽や動画の視聴となると絶望的な状況だったりします。
ツイッターやラインでの写真データ表示にも3~5分近く時間がかかるのはあり得ませんよね…。
ただ、月に20GB以上使わない人(10~20GBで収まる人)に関しては6,000円とかなりお得にデータ通信ができるのはメリットと言えます。
以前はデータ定額サービスのプランで20GBとなると16,000円もかかっていたので、半分以下の料金で使えるようになった!というのは凄いですね。
ギガモンスターのデメリットその2【毎月6,000円は高い】
以前ソフトバンクで提供していた「同程度のデータ定額プラン」と比べると半額以下なので安く感じるかもしれませんが、実のところこの料金は高かったりします。
というのも、この月額6,000円の料金はデータ通信の部分だけで、基本料金とは全く別物だから。
実際ギガモンスタープランを利用すると、基本使用料+定額データ通信量で毎月1万円を超える支払いになってしまいます。
今ではデータ通信サービスはスマホキャリアからだけでなく、いろいろな会社からも出ていますよね。
たとえば、WiMAXは容量無制限で4,000円台でデータ通信サービスを提供しています。
ギガモンスターの20GBという容量は大きいですが、動画視聴を定期的にしていたり大きなアップデートがあると、使い切ってしまうことも珍しくありません。
その点、WiMAXはこうした容量制限が一切ない上に、ギガモンスターよりもかなり安い料金で使うことができます。
こうした点を考えると、ギガモンスターは以前の料金よりは安いとはいえ、他のサービスと比べるとかなり高いというデメリットがあります。
スマホ料金は毎月支払うものなので、少しでも安いサービスに入っておくべきですね。
ギガモンスターのデメリットその3【通話プランはスマ放題のみ】
ギガモンスターは、ソフトバンク全ての基本プランで使えるわけではありません。
《スマ放題》という通話プランにしか対応しておらず、通話料金がお得なホワイトプランでは利用できない仕組みになっています。
元々、スマ放題プランなら問題はありませんが、ホワイトプランで通話料を節約している人にとっては、プラン変更しないといけないので、逆に高くなる可能性があるんですね。
データ通信量を安くするために今より高い通話プランに変更した結果、トータルの支払い料金が上がった…という失敗はしないよう気をつけましょう。
最近では電話回線を用いた通話の代わりに、LINEやスカイプなどのアプリを使って無料通話をする人が多くなっています。
そのため、データ通信量を増やしたい!だからギガモンスターにプラン変更する!というケースが多いのですが、そもそも電話回線を使って通話をしないのなら通話プランは一番安いものにしておきたいですよね…。
通話料を抑えるためにデータ通信を使った無料通話をする
↓
データ通信の容量が少なく感じてしまう(無料通話に使うから)
↓
データ通信プランをギガモンスターに変更する(+3,000円)
↓
ギガモンスターに変更するにはホワイトプラン(934円)からスマ放題(3,000円)に電話回線プランを変更しないといけない(+2,066円)
↓
月額が5,066円も高くなった。
毎月通話料で5,100円以上使っているなぁ~という人ならギガモンスターに変更するとお得ですが、それ以外の人は損をします。
ギガモンスターよりもWiMAXの方が通信制限・料金面で優れている
スマホでの通話やデータ通信の使い方がバッチリはまれば、ギガモンスターはソフトバンクの以前のデータ通信プランと比べるとお得ではあります。
ただ、他のサービスと比べると、デメリットが大きいというのも事実。
特にデータ通信サービスの根幹とも言える『通信制限』や『料金』の面でデメリットが出てしまうというのは、かなりの痛手です。
ギガモンスターで毎月20GBのデータ通信量を気にしながら使うのであれば、Wimaxのような通信量の制限がないサービスを別途使った方が良いですね。
では、ここで「ソフトバンクのみで通話とデータ通信のサービスを組み合わせたケース」と、「通話はソフトバンク+データ通信はWimaxと組み合わせたケース」それぞれの料金や使えるデータ容量の違いを比較していきます。
ソフトバンクのギガモンスターを使わない場合
・通話プラン ホワイトプラン 934円
・ウェブ使用量 300円
・パケット定額サービス(7GBまで) 5,700円
★合計★ 6,934円
通話は全くしないけどデータ通信は結構する!という人は今こんな感じだと思います。
ここに通話料金がプラスされて、毎月のスマホ代が8,000~9,000円といったところでしょうか。
それでは、次にギガモンスターにプラン変更をした場合の料金を計算してみます。
ソフトバンクのギガモンスターを使った場合
・通話プラン スマ放題 2,700円
・ウェブ使用量 300円
・データ定額プラン ギガモンスター(20GBまで) 6,000円
★合計★ 9,000円
使えるデータ容量は7GBが20GBに上がったとはいえ、通話料金を含めると毎月確実に10,000円くらい支払わないとダメなのは、経済的に辛いものがありますね。
(20GBなんてYoutubeの動画を6時間くらい見ればすぐなくなってしまいますし…)
では、ソフトバンク+wimaxの組み合わせはどうでしょうか。
ソフトバンク(ホワイトプラン)とWimaxを組み合わせた場合
・通話プラン ホワイトプラン 934円
・ウェブ使用量 300円
・パケット定額サービス(5GBまで) 2,000円
+
・Wimax(データ使用量の制限なし※) 3,411円
★合計★ 6,645円
上の二つよりも安くなりましたね。
ただ、ホワイトプランの新規受付(プラン変更も)は終了しているため、上のように組み合わせられない人は、スマ放題に入るのがお得で良いでしょう。
スマ放題を使った組み合わせ例も下に書いておきます。
ソフトバンク(スマ放題)とWimaxを組み合わせた場合
・通話プラン スマ放題 2,700円
・ウェブ使用量 300円
・データ定額プラン 加入しない
+
・Wimax(データ使用量の制限なし※) 3,411円
★合計★ 6,411円
この中では、最も安くてデータ使用量の上限もないためオススメの組み合わせです。
ホワイトプランを有効活用できていない人は、スマ放題にプラン変更をすると良いでしょう。
※Wimaxは、直近3日のデータ使用量の累計が10GBを超えると速度制限がかかります。ただソフトバンクのように128kbpsといった超低速ではなく1~6Mbpsとネットを普通に使える程度の制限なので支障はありません。(ネットゲームを長時間プレイしている人は少し辛いかもしれません。)
スマホのデータ通信量を増やしたいのなら、ソフトバンクのギガモンスターよりも“安くて通信量の制限を気にせず使える”Wimaxの方がオススメという事ですね。
13社18回線を気になる項目で比較!!2019年8月のおすすめWiMAXプロバイダTOP5 !

▶︎知りたいランキング項目をクリックしてにゃ

No | プロバイダ | 実質月額(円) | 公式サイト |
---|---|---|---|
1 | Broad WiMAX | 2,879 | |
2 | とくとくBB(キャッシュバック) | 3,335 | |
3 | JPWiMAX | 3,336 | |
4 | Cloud Mobile | 3,364 | |
5 | とくとくBB(月額割引) | 3,407 |
No | プロバイダ | 金額(円) | 公式サイト |
---|---|---|---|
1 | とくとくBB(キャッシュバック) | 32,100 | |
2 | BIGLOBE(クレカ払・キャッシュバック) | 30,000 | |
3 | Broad WiMAX | 25,000 | |
4 | @nifty WiMAX | 23,100 | |
5 | BIGLOBE(口座振替・キャッシュバック) | 15,000 |
No | プロバイダ | 最安月額(円) | 公式サイト |
---|---|---|---|
1 | DTI WiMAX2+ | 0 | |
2 | Asahi Net | 0 | |
3 | カシモWiMAX2+ | 1,380 | |
4 | とくとくBB(月額割引) | 2,170 | |
5 | Broad WiMAX | 2,726 |