WiMAXのギガ放題は、使い放題で使えることが特徴ですが、実は2つの通信制限があります。
このページでは、WiMAXの2つの速度制限の内容はなにか?どのぐらい使うと制限がかかるのか?制限がかかった状態では何ができるのか?制限解除の方法などをまとめました。
WiMAXを使っていて急に遅くなった!という場合は制限がかかっているかもしれないので、確認してくださいね。
目次
wimaxのギガ放題プランの制限その1【3日で10GB使うと速度制限がかかる】
WiMAXの速度制限の基準になっている”3日間で10GB”を、具体的な例を出して説明します。
ポイントは直近3日の通信量が10GBを超えたか、超えなかったかです。
速度制限がかからない使い方
3日間で10Gを超えなければ制限はかからないので、
1日目 3G
2日目 3.2G
3日目 2.8G
4日目 3G
5日目 3G
と通信した場合だと1~3日目の合計は3G+3.2G+2.8G=9G
で通信制限なく使うことができます。
同じように、
2~4日目の合計は9G→制限なし
3~5日目の合計は8.8G→制限なし
と、速度制限なしで使い続けることができます。
速度制限がかかる使い方
速度制限がかかる例としては、
1日目 4G
2日目 3G
3日目 4G
4日目 2G
5日目 3G
と通信した場合、1~3日目の合計は、4G+3G+4G=11G
と、10Gを超えてしまったので通信制限がかかります。
10Gを超えた翌日(4日目)の18時~翌2時の間が制限付きになります。
(通信制限の時間や速度については次の項で説明しますね)
一度制限がかかってもずっと続くわけではなく、3日間の累計が10GBより少なくなると解除されます。
2~4日目の合計は9G→制限解除
3~5日目の合計は9G→制限なし
なので、4日目の18時~翌2時の速度制限が終わると解除されて、また通常通り使うことができます。
■1日で50G通信するとどうなる!?
10G以上のファイルを受信した、大人数で動画付きのオンライン会議をした、高画質動画を視聴したなど大容量の通信をして1日で50G使った場合はどうなるのか?というと、
1日目 3G
2日目 50G
3日目 3G
4日目 5G
5日目 1G
の場合、
1~3日目 3G+50G+3G=56G→速度制限
2~4日目 50G+3G+5G=58G→速度制限
3~5日目 3G+5G+1G=9G→制限解除
になり、6日目から制限なしで使えるようになります。
たとえ1日で50G使ったとしても、直近3日間の使用量なので、また1日3G程度の使用量に戻せば解除されるのがWiMAXの通信制限の特徴。
逆に、毎日10GB使っているとずっと制限付きで使うことになります。
3日間で10Gを超えると具体的にどうなるの?
制限された時の通信速度や、時間、解除されるタイミングなどを詳しく紹介していきます。
■通信制限された時の速度は?
制限された時の速度は”おおよそ1Mbps”です。
■1Mbpsってどれぐらいの速さなの?
1MbpsはYouTubeの標準画質なら、問題なく見ることができる速度!
常に高速通信が必要な環境(大勢で楽しむPS4のオンラインゲームとか)でなく、普通に動画を楽しむ程度であれば実質無制限の感覚で使うことができます。
■制限がかかる時間は?いつ解除されるの?
速度制限がかかるのは3日間の累計10Gを超えた、「翌日の18時~翌2時」の約8時間です。
ポイントは、通信制限がかかっていても18時から翌2時以外の時間帯は、通常通りの速度で使えることです。
3日で10GBって何をどれだけすれば超えるの?
10GBあると、どれぐらい動画や映画を見ることができるのか?メールやサイト閲覧はどれぐらいできるのか?の目安です。
■YouTubeを5分間視聴できる回数
低画質 約1000回(約83時間)
標準画質 約570回(約47時間)
高画質 約200回(約16時間)
超高画質 約88回(約7時間)
■HuluやNetfixなどの動画サイト
Huluで動画視聴をした場合は約20時間(2時間の映画10本)
Netfix高画質で視聴した場合は約10時間(2時間の映画5本)
■メール送受信(テキストメール)
約200万通
■webサイト閲覧
約3万ページ
毎日映画を1本見る程度の通信量なら、10Gあれば速度制限かかることなく使えますね。
仕事で大容量のデータ通信をする人や、オンラインゲームを長時間する人でなければ通信量を気にせずに利用して大丈夫です。
wimaxのギガ放題プランの制限その2【月7GB以上使うと速度制限がかかる】
WiMAXのギガ放題にはWiMAX回線を使うハイスピードモードと、 LTE回線を使うハイスピードプラスエリアモードの2つがあり、速度制限の内容が違います。
ハイスピードモードで使っている場合は上記で説明した「3日間で10G」の制限ですが、ハイスピードプラスエリアモードは「1ヶ月7GB」の制限になります。
ここでは、1ヶ月7GBを超えた時の速度や制限された速度では何ができるのか?をまとめました。
ハイスピードプラスエリアモードの制限速度は?制限後は何ができる?
ハイスピードプラスエリアモードは1ヶ月7GBが上限で速度制限がかかり、制限された後は128kbpsになります。
その速度で出来ることと出来ないことをまとめました。
■128kbpsで出来ること
LINEのトーク、LINEの通話、テキストベースのメール送受信
画像や動画のないwebページ閲覧
■128kbpsでは出来ないこと
Google マップ、YouTubeや動画配信サイトの視聴、
画像や動画のあるwebページ閲覧
画像や動画を見ることがかなり難しいので、制限がかかってしまうとLINEとメール送受信しか出来ないと思っておいた方がいいですね。
7GBって具体的に何をどれくらい使えば超える?
どのぐらい動画をみたりネット通信をしたら1ヶ月で7Gを使うことになるのか、おおよその目安です。
■YouTube
低画質 約56時間
高画質 約10時間
■メール送受信
約140万通
■webサイト閲覧
約2万ページ
動画だと、低画質でも1日2時間見ると1ヶ月で7GBになってしまいます。
高画質の映画を1週間に1度見る頻度でちょうど使い切るぐらいなので、高画質で毎日みたい場合は足りないですね。
ハイスピードプラスエリアモードとは?
ハイスピードプラスエリアモードは、au 4G LTE回線を使って通信するモードで、WiMAX回線が繋がりにくい地下や田舎の郊外などでも電波が入りやすいことが特徴です。
料金は3年契約だと無料、2年契約だと利用した月は1005円がかかります。
LTE回線があるとWiMAX回線が入りづらいエリアに入っても切り替えてネット環境を確保できますが、月7GBの制限があることを覚えておいてください。
速度制限になると解除する方法がないので、翌月になるまで待つしかありません。
特に気をつけたいのは、ハイスピードプラスエリアモードの制限がかかると、WiMAX回線のハイスピードモードの方にも制限がかかってしまうことです。
そうなると、3日間で10GB・制限速度1Mbpsの適応がなくなって、翌月になるまで128kbpsになります。
LTE回線を使う時は通信量と、利用後にうっかりしてモードを切り替え忘れないようにしてくださいね。
wimaxのギガ放題プランは3日で10GBを超えなければ無制限で使える
WiMAXのギガ放題は、3日間で10GBを超えない限り通信制限はかからないので、それさえ守っておけば使い放題!ということになります。
ただ、4G/LTEの回線を使うモード(電波状況が少し悪い時に切り替えるモード)のときは、1ヵ月で7GB以上使うと128kbpsの速度制限がかかるため遅すぎて使い物になりません。
この2つの通信速度制限があることをしっかりと知った上で、3日で10GBの範囲内で使うように心がけましょう。
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