WiMAX2といえば無線LAN(Wi-Fi)で利用するのが一般的ですが、クレードルがあれば有線LANで接続することができます。
有線LANを使うことで、無線よりも通信が安定し速度も向上しますので、主に自宅でWiMAX2を使うならクレードルは非常に便利です。
そこで当記事では、WiMAX2を有線LANで繋ぐ方法やメリットを具体的に解説、さらに失敗しないクレードルの選び方もお伝えします。
「WiMAX2が自宅でなかなか繋がらない・・・」と悩んでいるなら参考にして下さい。
目次
WiMAX2の有線LAN接続方法
モバイル回線でありながら通信速度の面でも優れているのがWiMAX2。
このWiMAX2は基本的に無線接続で利用しますが、安定しているのは有線接続の方になります。
特に自宅でWiMAX2の使用を考えているなら安定性で優れている有線接続がおすすめです。
WiMAX2を契約するときに、まずは「Speed Wi-Fi HOME L01s」のようなホームルータータイプか、「Speed Wi-Fi NEXT W05」や「Speed Wi-Fi NEXT WX04」のようなモバイルルータータイプかを決めないといけません。
ホームルーター「L01s」の場合、接続方法はホームルーターと手持ちのパソコンをLANケーブルで接続するだけと極めてシンプルです。
一方、「W05」や「WX04」のようなモバイルルーターを利用する場合はやや手間がかかります。
モバイルルーターの場合も基本的な接続方法は同じで、パソコンとLANケーブルを繋ぐだけです。
しかし問題はモバイルルーターにはLANケーブルを接続するためのLANポートがありません。
このモバイルルーターとパソコンなどを有線LANケーブルを接続できるのが【クレードル】であり、有線接続のための必須アイテムです。
WiMAX2の有線LAN接続で必須な「クレードル」の特徴
クレードルとは、主に携帯電話などモバイル端末の充電やデータ転送、拡張を行う卓上型の拡張機器です。
携帯電話の充電器も実はクレードルの一種になります。
WiMAX2のクレードルはモバイルルーターを充電するための役割も持っていて、自宅に帰ってきたらまずクレードルにモバイルルーターをセットする人も珍しくはありません。
さらに、WiMAX2のクレードルにはLANポートが備えられているので、モバイルルーターとパソコンを有線接続させることができます。
基本的にはクレードルなしでも無線LANによる接続でWiMAX2は利用できますが、古いパソコンだと無線に対応していないものも多いのでクレードルが必要です。
自宅のみでWiMAXを使用するならホームルーターL01Sで有線接続するのがベストですが、自宅と外出先でWiMAX2を使いたい場合はモバイルルーターとクレードルの組み合わせが良いでしょう。
クレードルの選び方と注意点
クレードルで最も重要なのはしっかりと充電ができてLANケーブルが繋げられるかです。
WiMAX2の契約時にセットでクレードルの購入について尋ねられます。
ただ、必ずしも契約時にクレードルをセットで購入する必要はなく、別口での購入もできるので、悩んでいるなら見送るのも手です。
WiMAX2のモバイルルーターで利用できるクレードルはAmazonなどの通販サイトでも販売されているので、そちらをチェックすればすぐにクレードルは見つかります。
ただし注意点として、モバイルルーターの種類によって使用できるクレードルは決まっているので、利用するモバイルルーター専用のクレードルを購入するようにしましょう。
ここでクレードルを間違えて購入してしまい、お金を無駄にしてしまうという恐れもあるので、心配なら契約時にWiMAX2とセットで購入することをおすすめします。
セットでの購入だとクレードルを高く感じるかもしれませんが、ミスして間違ったクレードルを買うリスクを避ける意味では一定の価値はあります。
WiMAX2を有線LANで接続するときの注意点
ルーター、そしてクレードルを用意すればWiMAX2を利用する環境はほぼ整ったも同然ですが、注意点もあります。
LANケーブル
まず注意したいのはLANケーブルです。
LANケーブルは規格が複数あり、規格によってはせっかくのWiMAX2の利点である通信速度に悪影響が出ます。
Cat7、Cat6などの規格の名前がLANケーブル自体に書かれているので、手持ちのLANケーブルを使って接続しようと考えているならまず名前をチェックしてください。
Cat7、Cat6Aは伝送速度が10Gbps、Cat6やCat5eは伝送速度が1Gbpsであり、最低でも1GbpsのLANケーブルを利用しましょう。
古いLANケーブルの規格だと伝送速度も劣っており、せっかくのWiMAX2の速度を活かすことができません。
そのため、WiMAX2を利用するならなるべく最新のLANケーブルを利用して、速度を落とさないようにするのが重要です。
設置場所
そして、次の注意点はルーターをどこに設置するかです。
WiMAX2を快適に利用するためには電波の受信がポイントであり、電波が拾えないところにルーターを設置してはいけません。
基本的にはルーターを窓の近くに設置するのですが、パソコンとルーターが離れている場合はインテリアと接続方法の問題が発生します。
パソコンとルーターが離れていても延長コネクタや長いLANケーブルを使えばよいのですが、見た目があまり綺麗ではありません。
延長コネクタや長いLANケーブルを使用することによってWiMAX2の速度に悪影響は出ませんが、部屋の状態によっては長いケーブルが目立ちます。
実際にルーターを設置してみないと分からないこともありますが、パソコンが窓の近くにないなら部屋の模様替えについても計画を立てておきたいところです。
もちろん部屋の見た目なんかどうでも良いと思うなら、ルーターを窓の近くに置いて有線LANで繋ぐだけで問題ありません。
WiMAX2を有線LANで接続するメリットは?
WiMAX2を有線LANで接続するメリットはいくつもあります。
通信の安定
無線LANに比べると有線LANは安定性の面で大きな利点があります。
無線LANも悪いわけではないのですが、環境によって不安定な接続状況に陥る場合があるのが難点です。
自宅で使う場合は障害物のせいで電波が届きにくく、頻繁に接続が切れるケースも珍しくはありません。
それに対して、有線LANで接続すれば不安定な状況にはならず、インターネットを快適に使うことができます。
速度の安定
上記の接続に関するメリットとデメリットはそのまま速度の方にも適用され、不安定な無線LANの方は速度が安定しません。
様々な要因によって本来のポテンシャルを発揮できない場合があるのが無線LANですが、外的な要因によって左右されにくい有線LANはWiMAX2の速度をしっかりと引き出してくれます。
高画質の動画やオンラインゲームなどデータ量が多いコンテンツを扱うなら、無線LANよりも速度の面で優れている有線LANがおすすめです。
トラブル原因の特定
また、インターネットに繋がらないなどのトラブルが起こった場合、無線LANは原因を特定するのが難しいです。
しかし、有線LANの場合は設定やLANケーブル自体の問題など選択肢がだいぶ限られている点も大きなメリットです。
セキュリティの安全性
そして、環境に左右される問題とは別に、無線LANの方にはセキュリティ面でのデメリットも存在します。
もちろんWiMAX2を正しい環境で使っているなら無線LANでもセキュリティは保たれますが、暗号化の設定などを忘れている場合には通信内容が外部に知られてしまう可能性もあります。
しかし、有線LANならそのようなセキュリティ面での心配もないという信頼性も大きなメリットです。
接続方法がお手軽なのは無線LANの方ですが、有線LANにはメリットが色々とあるので、クレードルを購入してでも有線LANを導入する価値はあります。
固定回線の代わりになるWiMAX2の有線接続で快適なネットライフを
昔はWiMAXやポケットWi-Fiの電波は非常に弱く、自宅でインターネットを楽しむなら、工事をして固定回線を家に引き込んで接続するしかありませんでした。
しかし今ではWiMAX2も最新のルーターを使えば、固定回線並のスピードがでるようになり、有線LANで接続すれば固定回線の代わりとして十分に使えるようになりました。
接続方法やクレードル購入時などで細かい注意点もクリアしつつ、WiMAX2とクレードルを併用して自宅でも外でも快適なネット生活を送りましょう。
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